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大和文華館『乾山と木米〜陶磁と絵画展』を見てきました。 [展覧会]

大和文華館『乾山と木米〜陶磁と絵画展』を見てきました。

開館50周年記念特別展ということで美術館も力が入っています。

美術館HPでは<尾形乾山と青木木米はともに京焼の名工として知られています。尾形乾山は寛文3年(1663)に呉服商の雁金屋を営む尾形宗謙の三男に生まれ、青木木米は明和4年(1767)に料理茶屋の木屋を営む佐兵衛の長子として生まれました。二人の活躍時期には、およそ百年ほどの隔たりがあります。同じ京都の町人の出身ですが、乾山作品の情緒的な雅味に対して、木米作品の理知的な厳しさと対照的な作風を示すように、文化的な背景においても、乾山の抹茶文化の教養と王朝趣味に対して、木米の煎茶文化と中国趣味など、相違があります。
乾山と木米は当初から陶芸を志したわけではありません。乾山は野々村仁清に師事し、鳴滝泉谷に拝領した二条家の山屋敷に元禄12年(1699)、三十七才の年に開窯し、木米は奥田頴川に師事して寛政8年(1796)、三十才頃に、粟田口東町に開窯しています。ともに文化的な教養を身につけた後に、作品の鑑賞体験を通して培った独自の美意識をもって、観賞性の高い陶磁の制作に向かいました。また、乾山と木米は陶工にはめずらしく、絵画作品も残しています。
この開館50周年を記念する最後の展覧会では、尾形乾山と青木木米の作品を、陶磁、絵画、書に渡って展示します。日本美術の特色に装飾性が挙げられます。実用性のある美術工芸と観賞性の高い絵画の境界がそれほど明確ではないとも言われます。特に、美術工芸の中心である京都では、染織、陶磁、漆工、金工など、様々な分野における技術や表現が相互に影響を与え合いながら、伝統を維持してきました。この展覧会では、乾山と木米の作品を対照させて鑑賞することによって、京焼の豊かな伝統を再認識するとともに、乾山と木米という、同じ作者によって制作された陶磁と絵画に共通する芸術性を通して、装飾的と評される日本美術の特色について再検討したいと思います。 >

ちょうど、講演会として京都国立博物館工芸室長の尾野善裕さんの「京焼の名工の系譜ー乾山と木米」が有りましたので聞いてきました。

焼き物のお話よりも、京焼は個人名の仕事が多いのか?それは、注文するときに近いほうが遠方の産地よりも有利だがその分コストが上がり、有名ブランドとして維持していかなければならなかったということでしょうか。
江戸時代の文人の文章が多く残り、写真.jpg彼らは煎茶を愛し、青木木米が仁清、乾山と三名人と評価されていたが、彩壺会の講演録では日清戦争以後の国愛が広まり、木米を中国趣味と、切り捨てて、評価を下げてしまった・・・というようなお話でした。

最近、乾山は展示が多いですが、木米はまとまって展示されるのは珍しいので、何度か、見に行きたいですね。

11月13日までです。
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